Xavier NX

 こちらでは、Macbook Pro と同じARMアーキテクチャをもつ、 Xavier NX コンピュータに関する記事へのリンクを掲載したいと思います。このコンピュータは、AIコンピュータと呼ばれるもので、非常に多くの、AI計算ユニット(人工知能の計算をする)を搭載しています。

 前半は、Xavier NX のハードウェアの追加や、各種システム設定に関する記事を、後半(記事14~)は、実際に Xavier NX を使用した、推論学習に関する記事を掲載する予定です。

2023/08/07]補足

  長らくご無沙汰していました。2年ぶりの更新になります。記事21までは、一気に頑張ってきましたが、その後は、「学習」という高度な内容を理解することができず、その歩みを止めてしまいました。途中で挫折していました。

 先日、少しまとまった時間ができたので、気まぐれで動画(Nvidia が制作した)を見直し、再度、トライしてみました。(それまでにも、何回か見ていました)結果、やっと内容を理解し、実際に実行することができました。記憶が鮮明なうちに、とりあえず記事にしたいと思います。

 

初期設定(記事1~記事4)

 当初、このブログで、「Xavier NX」について記事にするつもりがありませんでした。なので、記事1、記事2は投稿記事に、記事3は、メインブログの投稿記事になってしまいました。内容も、繋がりが分かり難くなってしまいました。大変申し訳ありません。

記事1 AIコンピュータ・Xavier NX(ザビエル)の購入と初期設定(投稿記事)

記事2 MacbookPro、USBハブ利用時のMicroSDカードの不具合(投稿記事)

記事3 Xavier NX、購入後にやったことの概要(親ブログ)

記事4 Xavier NX、購入後にやったことの詳細更新中

ハードウェアの増設(記事5~記事7)

記事5 「ケース」の購入とセッティング

記事6 「NVMe SSD」の購入とセッティング

記事7 「USB カメラ」の購入と動作確認

環境構築(記事8~記事13)

記事8 VLCメディアプレーヤーのインストールと楽曲再生

記事9 「Unix Bench」によるパフォーマンス確認

記事10 TensorflowGPU を利用する」環境構築更新中

以下、「Hello AI World」に関する動画を視聴しながら学習します。

記事11 ライブラリのインストールとプログラムの実行

記事12 「Docker」を用いたプログラム実行

記事13 Linux PC/Windows PC/M1-Macbook、Xavier NX からの映像受取の環境設定

「推論」のデモ(記事14~記事21)

記事14 「imagenet-console」による、画像の分類(単一)

記事15 「camera-viewer」による、カメラ映像の表示

記事16 「imagenet-camera」による、映像の分類(単一)

記事17 「detectnet-camera」による、映像の物体検出(複数)

記事18 「segnet-camera」による、映像の領域認識(複数)

 以後、記事19~21は、人工知能の処理画像を、他の PC へ転送

記事19 「video-viewer」による、カメラ映像の転送

記事20 「detectnet」によるカメラの物体検出映像の転送

記事21 「segnet」による、カメラの領域認識映像の転送

「学習」の実践(記事22~)[new]

(はじめに)

 転移学習は、必要なだけ(少量)のデータセットと、適度なコンピュータリソース(演算能力・メモリ)で手軽に学習ができる技法です。企業や大学が、膨大な資源や時間を使って行った学習の結果(モデル)を利用して、簡単に再学習を行う方法です。

 今回は、「画像」の学習を行います。画像の学習には、「画像分類(認識)」「物体検出」「領域区分」などがあります。

 分類は、与えられた写真などの画像を分類(認識)することです。検出は、与えられた画像の中に、学習した物体があるか検出するものです。区分は、検出の学習データを用いて、画像を各領域に分けるものです。

 今回の以下の学習は、すべて「転移学習」によるものです。ただし、ベースとなるモデルは、それぞれ異なります。

記事番号学習カテゴリデータセットオリジナルリンク備考
22画像・分類cat_dog記事
23画像・分類tochiko記事
24物体・検出fruit記事
25物体・検出tools記事
26画像・分類tegata記事学習1
画像・分類tegata記事学習2
画像・分類tegata記事学習3
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