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AIエージェント研究室 / 事例とノウハウ / 写真で聴く、あのメロディー
YOUTUBE / PHOTO & MELODY / 01最初の動画と、複数エージェント(9月13日〜22日)
9月13日:Goodbye Day(来生たかお)
最初のテーマは、「できるだけ『AIの力による』作品に仕上げる」ことでした。動画を生成するのは難しいので、写真をゆっくり動かして見せる、簡単なMVにしました。
- 写真は、自由に使えるネットの写真(Wikimedia・Flickr など)から。条件に合う253枚の中から、クロコさんが目で見て37枚、最後に13枚。撮影者と利用の条件も記録しました
- 曲の区切りも、私が聴いて書き出すのではなく、クロコさんが音源から推定しました(13区間)
- クロコさんのコンセプトは「一晩のドライブで、別れを手放すまで」
冒頭にコンセプトを見せる版を見たとき、私はこう感じました。
タイトル、コンセプトがあるだけで、まったく違ったものに見えました。
同じ日に、複数のエージェントで第2版
ブラウザ版のClaudeと一緒に作った「複数エージェントでMVを作る命令書」を、クロコさんに監査してもらい、作り直した命令書で実行しました。
| 役 | すること |
|---|---|
| 写真の選定役 | 場面ごとに写真を選ぶ |
| 実装役 | 動画を組み立てる |
| 監査役 | できたものを点検する(ファイルは変えない) |
「動きが感じられない」という私の感想から、動きを数字で決めることにしました(画面の端が毎秒6〜20ピクセル)。作品の点数(25点満点)は、第1版の14点から、第2版で21点になりました。
画像の移り変わりの違和感もなく、いつの間にか曲が終わってしまうような自然な流れ
9月17日:駅(竹内まりや)― 私の写真で作った最初のMV
- 写真は、初めて私の写真と動画を中心に。写真の台帳の撮影時刻で、夕方〜夜の外出先の1,480枚に絞り、22枚
- 描画のプログラムを書く係と、長さ・音・黒い帯を数字で点検する係の、2人のエージェント
- クロコさんから「曲のイメージの『夜の雨のシーン』に使う写真がない」と、小言を言われました(笑)
この第1版が、のちにチャンネルの柱になりました(8日で1,500回、10月11日には約8万回)。伸びたのは、作り直す前の版でした。
9月18日:駅(修正版)
夜の写真だけ、枚数を22枚から13枚に、ゆっくり動かす。私の感想は「この手の写真ベースのMVは、使う写真で完成の質が決まるような気がしました」。この気づきは、のちの「写真の審査」につながります。
9月21〜22日:Goodbye Day 東京駅の夜 ― 10回の作り直し
初めて、素材が動画の作品です。前の年の12月に、東京駅のまわりを50分歩いて撮った動画6本と写真8枚。動画を切ってつなぐ、本当の映像編集でした。
| 版 | 直したこと |
|---|---|
| 1 | 室内が長すぎる・首振りが多すぎる |
| 4・5 | 傾きを補正しようとした → 実は「撮影者のカメラが最初傾いていたのを、徐々に戻している」だけ。最初の2〜3秒を切れば済んだ |
| 7 | 0.1倍のゆっくり再生がガクガク → 0.25倍が限界 |
| 9 | 「3つとも同じ映像の使いまわしで見ていて感動できない」→ 重ならない場所を使う |
| 10 | 人が分かってしまう下の部分を切る。山場で切り替える |
「測れる異常を、すぐ補正で解こうとしない」。クロコさんが、ここで学んだことの一つです。私の制作日記には「10回にも及ぶやり取りの末…AI動画編集として第一号の作品ができました」と書きました。